マニュアルのダウンロード
インドホンダの200cc (正確には184cc)バイクであるホーネット2.0(Hornet 2.0)を購入したが、日本語情報が少ない。
マニュアルも全て英語なので、自分の備忘も兼ねて、ちょっとメモしておく。
インドホンダの公式製品サイトは以下。公式サイトのクオリティはお世辞にも高いと言えない。ひと昔前のインターネットを感じさせるデザインだ...
https://www.honda2wheelersindia.com/Hornet2-0/
マニュアルは以下にある。
推奨消耗品のリスト
まずはマニュアルに記載されている、推奨消耗品リスト。
バッテリ:YTZ6V
スパークプラグ:CPR8EA-9
エンジンオイル:Honda ULTRA G1
締め付けトルク
締め付けトルクはこんな感じ。
ドレインボルト: 30Nm
リアアクスルシャフト: 88Nm
フロントアクスルシャフト: 64Nm
フロントフォークピンチボルト: 22Nm
インドホンダの中でのHornet 2.0
以降は雑記。
Hornet 2.0は2020年にインドで発売開始となっている。インドホンダの中では、低排気量クラスのフラッグシップモデルという立ち位置のようだ。
2023年時点で3つの年式がある模様。
2020年式:初期モデル。
2022年式:サイドスタンド警告灯の追加。
2023年式:エンジン変更。アシスト&スリッパークラッチの追加。
なお、カラーリングは毎回ビミョーに新しくなっている。
YouTubeのインドの紹介動画では、「Hornet 2.0 BS6」という表記も見られるが、BS6はEUの排ガス規制である「ユーロ6」に準じていることを指しているようだ。インドホンダでは「Hornet 2.0」の前モデルとして、162ccの「Hornet BS4」というモデルがあったため、それと分かりやすく区別するために「BS6」という表記を付け加えている模様。
ちなみに、マニュアル冒頭の「Welcome」のページには、型番として「CBF190MA」と書かれている。ググっても、「CBF190MA」の情報はほぼ無いので、型名の「Hornet 2.0」が通称として浸透しているようだ。
(2022年式までのHornet 2.0のエンジンは五洋ホンダのCB190SS, CB190X, CB190R、CBF190R等と同じらしい。同じ、5速仕様であり、CB190RとCBF190Rはデザインもかなり似ている。足回りの仕様が少し違う...?)
インドホンダでは、300cc以上が「Big Bikes」扱いになるようで、「Big Bikes」のページを見ると、「CB300F」や「HIGNESS CB350」等がラインナップされている。
日本で人気のGB350も、元々はインドで「HIGHNESS CB350」として売られていたものを日本向けにカスタマイズして「GB350」として売り出したようだ。
と色々見ていると、この「CB300F」はどう見ても、「Hornet 2.0」の上位モデルに見える。デザインはまんまそのまんまで、エンジンと装備をグレードアップしたもののようだ。
(全長、全幅、ホイールベース、車重もほぼ同じ...?油冷エンジン...?)
今更だけど、「CB300F」が既に輸入されていたら、こっちを購入していたかもしれない...
CB200Xとの関係
CB200XはHornet 2.0がベースになっている。CB200Xのマニュアルを見ると、Hornet 2.0とほぼ同じ内容だった。
CB200Xマニュアル:
おそらく、両者の車体のベースはほぼ同じで、違いはウィンドスクリーンとナックルガードくらいなのだろう。
走行動画
最近、インド人がアップしてる良い動画を見つけたので、いくつか紹介してみる。
0-100km/hの動画:
以下、動画内の結果の抜粋
0-60km/h: 約3.3s
0-100km/h: 約11.0s
0-120km/h: 約20.2s
1速最高速: 38km/h
2速最高速: 66km/h
3速最高速: 91km/h
4速最高速: 111km/h
5速最高速: 130km/h
恐らく、CB200Xも同じような結果だと思う。
走行動画:
インドの田舎っぽい道、気持ち良さそう。純正マフラーらしい。マイクが良いのか、実際の音にかなり近いと思う。