Hornet 2.0 オイルフィルター

Hornet 2.0の走行距離が2,000kmを超え、ふとオイルフィルターを交換した方が良いのだろうかと思い立った。

ただ、海外製なので、交換用フィルターが入手できるかわからない。

 

まずは型番がマニュアルに書かれていないかと確認したが、それらしきものが書かれていない。

 

マニュアル冒頭の各パーツのメンテナンススケジュールを見ても、オイルフィルターらしき「Engine Oil Strainer Screen」と「Engine Oil Centrifugal filter」という項目はクリーニングのみで良いと書かれている。どうやら、オイルフィルターは交換式ではないようだ。

 

Engine Oil Strainer Screenは、恐らく、一般的なストレイナーだろう。これは交換式でないことは知っている。ただ、Engine Oil Centrifugal filterというものはあまり聞いたことがなく、どんな物かわからない。

 

YoutubeでHornet 2.0のメンテナンス動画を調べてみると、以下のようなオイルフィルターのメンテナンス動画があった。予想通り、フィルターを交換している様子はない。

 

youtu.be

 

ただ、Engine Oil Centrifugal filterなるものがどれを指すのか、よくわからない。そこで、その単語で検索すると、以下の動画が見つかった。どうやら、Engine Oil Centrifugal filterとは、遠心分離式オイルフィルターのことらしい。昔の型式のスーパーカブなんかも、この方式らしい。

 

youtu.be

 

恐らく、インド向けのバイクなので、設計思想としてはメンテナンスされない前提なのだろう。交換式のフィルターを搭載して目詰まりを起こすよりは、遠心分離式の方がリスクが低いと判断されたと思われる。

 

自分の場合、ここまで分解してクリーニングするのはハードルが高い。バイク屋に頼んでクリーニングする方が良いだろうが、マニュアルを見ると、ストレイナーと遠心分離フィルターは1万2千km毎にクリーニングするように書かれている。

 

ということで、そんなに頻繁にクリーニングする必要はなさそうだ。早めのサイクルでオイル交換をしていれば、もっと少ない頻度でのクリーニングでも良いのかもしれない。